雲南省西双版納地区で取れる雲南緑茶を数年〜数十年寝かせた物をプアール茶と呼びます。プアールは山の名前です。

諸葛孔明も用いた雲南茶の高い効能
三国の時代、諸葛孔明も雲南緑茶の性質に注目し、このお茶を薬として用いました。南蛮討伐にでた際、兵士達は南方の水に当たり苦しんでいたところ雲南茶葉を煎じたお茶を飲み、解毒して南蛮討伐の大偉業を成し遂げたそうです。ポリフェノールたっぷりの雲南緑茶の薬効は古くから言い伝えられ、発熱、止瀉、整腸、止血に効くと伝えられております。またプアール茶を飲んで肝臓を強くしておけば体内に入った金属などの毒素は解毒され排出されやすくなるそうです。

少し大きめの宜興紫砂の紫泥の急須を用意します。   茶葉は陳年プアール生茶40年物です。
 
  1.白鶴沐浴(はくつるもくよく)

   茶器を洗い、暖めます。
 
2.玄武入宮(げんぶにゅうぐう)

  急須に茶葉を入れます。
  100ccに対し5gが目安です。
  プアール茶は必ず洗茶します。一煎目は茶海に移して2煎目を入れます。プアールは固められている多いので一煎目は少し時間をおいて茶葉に水分を行き渡らせます。1分程おいてください


 

 

3.懸壷高冲(けんここうちゅう)

  高い位置からお湯を入れます。
  茶葉をほぐし空気を多く含ませます。
  ポットの形状によっては難しいです。

4.清風拂面(せいふうふつめん)

  水面に浮いた泡(灰汁)をとります。
 

2煎目を入れたら一煎目をかけて蒸らします。
30秒ほど置けばよろしいかと思います。
良いプアールは10煎ほど淹れることができますのでゆっくりご堪能下さい。
一日で飲みきれない場合、プアールに限り翌日でも飲むことができます。

 
5.関公巡城(かんこうじゅんじょう)

  茶杯に順々にお茶をつぎます。
  ここではいったん茶海に注ぎます。

6.孔明点兵
(こうめいてんぺい)

   お茶の最後の一滴まで注ぎます。
  7.鑑賞湯色(かんしょうとうしょく)

  お茶の色を鑑賞します。
  白より色の付いた湯飲みの方が色が綺麗です。
 
8.品啜甘露
(ひんせつかんろ)

  お茶をすすり、香りや味を味わいます。
  


雲南茶は明の時代、李時珍が著した薬草研究書「本草網目」よると痩せる害があると記されています。使用される場合はご自分の体調とご相談なさってお飲み下さい。最近では冷やした雲南茶をミルクと混ぜてお飲みになる方が多くなっておりますが、胃腸の弱い方にはお薦めできません。



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