お茶は一煎目から飲まれてもかまいませんが、台湾のお茶は堅く締まっているので、一煎目は捨てて2煎目から飲むと美味しくはいります。

昔は衛生面で洗茶をしましたが今のお茶はプアールを除き必ずしも煎茶の必要はありません。お好みでどうぞ。


茶通や、急須の蓋で水面に浮いた泡(灰汁)をとります。

これを清風拂面(せいふうふつめん)といいます。

  



ここでは一煎目を捨てるのでまず茶海に移します。

もし一煎目から飲まれるのであればお茶が開くまで十分に時間をおき(1分ほど)、捨てるのであればささっと茶海に移す必要があります。十分時間をおいてから捨てるのではもったいないですから・・・

再び高い位置からお湯を注ぎます。

ここではまだ開ききらない烏龍茶を十分開かせ、茶葉にお湯を浸透させます。高い位置から細くゆっくりとお湯を注ぐことで、細かくなった水は茶葉に浸透しやすく、宜興の急須との相乗効果を引き出しやすくなります。

特に堅く引き締まった台湾茶には有効です。


一煎目をお湯のはいった急須にかけます。お茶の温度を保ってお茶がはいるのを助けるだけでなく、熱いうちにお茶をかけることにより急須の胎にお茶がしみて急須が綺麗になっていきます。このことを中国では急須を育てる、養壺(やんふー)といいます。養壺された宜興の急須は新品より高い値段で取り引きされています。

ただし、養壺できるのは宜興の急須だけなので気をつけてください!

 

お茶の濃さを均等にするために茶海にお茶を移します。最後の一滴まで注いでください。最後の一滴が一番美味しいからと言われていますが、実はお茶が残っていると次に淹れる時に影響するからです。

茶海を使わず茶杯に順々にお茶をつぐことを 関公巡城(かんこうじゅんじょう)といいます。茶杯の数、容量により注ぎきることができれば茶海を使わなくても結構です。

お茶の最後の一滴まで注ぎきることを孔明点兵(こうめいてんぺい)いいます。


聞香杯という細長い杯にお茶を入れます。この課程は省いてもかまいません。この杯は飲むのではなく飲杯にお茶を移して香りをかぐだけに使います。聞は香りをかぐという意味です。

細長い形がシャンパングラスに似ているでしょ?香りを楽しむだけの物です。これから直に飲まないでください。

竹の細長い茶托に飲杯と聞香杯を載せてお客様に出すのが本格台湾流です。 家庭では普通はあまりやっていませんが・・・

白い茶杯を利用すればお茶の色を鑑賞しやすいです。お茶の色は上部、中部、下部と分けて鑑賞します。これを鑑賞湯色(かんしょうとうしょく)

  

  



聞香杯から飲杯にお茶を移して香りを楽しみ、茶の色を見て味を楽しみます。この淹れ方であれば台湾茶は4〜5煎程美味しくはいるので、香りや味の変化を楽しんでください。

お茶をすすり、香りや味を味わうことを品啜甘露(ひんせつかんろ)と呼びます。1煎目は香りを、2煎目は味を、3煎目は余韻をお楽しみください。

 


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